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先日、モーツァルト音楽の持つ奇跡的な効果を、科学的に実証・解明したTV番組を見ました。音楽によって、病気が癒え、トマトが甘くなり、牛の乳成分が良くなったとの事。謎を解く鍵は、「高周波」、本来自然の中にある「1/fゆらぎ」、そして、「たんぱく質」でした。
モーツァルトの音楽には、「1/fゆらぎ」に近い音の変動がある、また、音の振動は、「たんぱく質」の分子レベルの振動と共鳴する、それにより、免疫増加・血流促進・呼吸の安定、人をポジティブにさせる力も与えられるのだとか。そして、アインシュタインが、モーツァルトは元々宇宙にあった音を音楽にしたと言った事、モーツァルトの中に次々と旋律が閃いたのは、神の啓示としか言いようがないとの見解も、紹介されました。
哲学者中村雄二郎も、音楽を、優れた作曲家達による宇宙からのメッセージの変奏と捉えています。私がこれまで研究したところによると、日本近代の作家の中にも、宇宙のリズムを作品に表した人が複数おり、かつては、県図書館で偶然見つけた『天球の音楽』という本が、力強い支えとなっていましたが、この番組は更なる確証を与えてくれました。
指揮者の円光寺雅彦氏は、音楽家は自然からインスピレーションを得ると言っています。リズムは、私達の体内にもあり、自然の持つそれと同調しています。自然の中にある「1/fゆらぎ」を持つ音楽が、自然からインスピレーションを受けた音楽家によって奏でられ、それが、自然の一部である聴衆によって享受される時、そこに大きな共鳴が生まれ、奇跡が起こるのでしょう。
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