第3回

11月 2日掲載

まほろばジャパン
 ジーコジャパン、長島ジャパン、いよいよ開幕選挙ジャパン。街頭では、候補者の皆さんが、良い国づくりについて舌戦を繰り広げています。

良い国づくりの基本は優れた人づくり。古代ギリシャの哲学者プラトンは、子供に最初に与えるべき教育として体育を挙げ、その後に音楽を加え、それらの身体的・精神的基礎と共に、道徳を挙げています。それから、哲学への入門として幾何学などの数学を薦めています。体育は健康と勇気を培うものとして、音楽のリズムとハーモニーは魂の奥底に直接響くものとして。また、学者であり政治家でもあったカール・ヒルティも、その著作の中で、7、8歳までは既存の身体的素質を伸ばし、同時に、良いものや美しいものに対する感受性とそれに反するものへの嫌悪を育てなければならないと述べています。

ベートーヴェンも、「子らに徳性を薦めよ」と言い、それこそが人間を幸福にすると書き残しています。彼がその過酷な運命に勝利したのも、使命を感じているところの芸術と「徳性」のおかげでした。そういった基盤の上に、身を立てるに必要な学問を積み上げることによって、真の教養人が作り上げられ、それがひいては、争いのない平和な世界の創造に繋がっていくのでしょう。

そんなまほろばジャパンの実現を夢見ながら、候補者の皆さんのメッセージに耳を傾け、有権者として正しい選択をしたいと思っています。投票率低下が嘆かれる今日この頃ですが、皆さん、ジーコジャパン、長島ジャパンと共に、選挙ジャパンにも熱いまなざしを!

 





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